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エリア情報

岡山市東区のエリア情報

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岡山市東区ってどんな街?

岡山市東区は、中央を吉井川が流れ、河口では児島湾と瀬戸内海に面し、沖合には、岡山城の石垣にも使われた採石の島「犬島」があります。現在は、現代アートの他、キャンプ場や海水浴場もあるアウトドアも楽しめる島となっております。吉井川と百間川に挟まれた一帯には、干拓によって整備された農地が広がっています。北から東の緑地が広がる山間部や、南には、児島湾や瀬戸内海に面しており、自然豊かな環境には、天然記念物のアユモドキ等、希少な生物も生息しています。東区は大きく分けて西大寺地区、瀬戸地区、上道地区と3つのエリアに分けることができます。その中でも、西大寺地区は、江戸時代より門前町として栄え、現在でも住宅街として中心地となっています。また、日本三大奇祭の一つ、西大寺会陽「はだか祭り(別名)」では、たくさんの人でにぎわい、東区が最も活気づく時でもあります。 また、瀬戸地区や上道地区には田畑が広がり、トマトやニューピオーネの栽培など農業が盛んに行われています。東区は、山や川などの自然が豊かなこともあり、農業が盛んな地域でもあります。

岡山市東区の生活環境

岡山市東区は市東側に位置する人口約9.5万人の市です。広さは中区に比べて大きいですが、岡山市の4区の中でも、もっとも人口が少ない区となっています。北区と比べて公共交通機関が利用可能なエリアが限られている事もあり、東区在住の大半の世帯は車を所有しています。西大寺地区は、懐かしい雰囲気を漂わせる商店などが点在しています。JR赤穂線の停車駅が2駅あり、県道28号線沿いに面しているので、バスも朝は5分に1本、すぐ南にはバイパスも通っているため、通勤・通学で公共交通機関を利用したい人には便利です。また、瀬戸地区には、高速道路出入口「山陽インター」があることもあり、車を利用する人が多い点が特徴です。県道37号線周辺エリアに飲食店やスーパーなどが立ち並び、買い物にも車移動が基本となります。上道地区は、県道250号線沿いに位置しており、岡山市と瀬戸内市の交通の中間ポイントでもあるたります。瀬戸地区と同じく、車が主要の移動手段となるエリアです。また、駅周辺には、大きな商業施設はありませんが、個人商店が点在しています。

岡山市東区の歴史

現在の東区の区域のうち、西大寺地区では室町時代にかけて備前国の商業的中心地に近く、吉井川を航行する舟の荷揚げ場として栄えていました。また、西大寺観音院の門前町としてもにぎわいをみせていた様です。また、西大寺では戦国時代から現在までおよそ500年続いている西大寺会陽「はだか祭り(別名)」が行われています。江戸時代には4代岡山藩主・池田綱政によって、幸島新田・沖新田が開発されました。また、区域の北部には山陽道が通り、宿場町が形成され、現在も面影を残す建物が散在しています。明治以降には、鐘淵紡績の工場が操業し、軽工業の立地が盛んになりました。戦後は、国道2号(現・国道250号)、岡山ブルーハイウェイ(現・岡山ブルーライン)、岡山バイパス等が相次いで開通したことにより、利便性の向上、周辺の宅地化が進行しました。また、2009年、政令指定都市移行に伴い、西大寺市・上道町・瀬戸町から、岡山市東区として形成されました。

岡山市東区のスポット

緑の山々に囲まれ、豊かな自然が息づく「岡山市東区」。地域の長い歴史と伝統を今に伝えるかのように、地域のあちらこちらには史跡や文化財が残っています。

  • 犬島精錬所美術館

    犬島精錬所美術館は、犬島に残る銅製錬所の遺構を保存・再生した美術館です。「在るものを活かし、無いものを創る」というコンセプトのもと作られた美術館です。

  • 西大寺観音院

    東区西大寺にある寺。山号は金陵山。本坊は観音院。 観音院は高野山真言宗別格本山の寺院です。日本三大奇祭の一つとして全国的に有名な『西大寺会陽(はだか祭り)』が境内で行われ、全国よりたくさんの人で賑わいます。

  • 乙子城跡

    備前国の東半を支配していた浦上宗景に仕えていた宇喜多直家が、天文十三年(1544)に備前の守護大名赤松晴政との合戦に初陣し武功をたて、宗景の命によって築き、最初に任された城であると伝えられています。その後、直家が新庄山城に移転すると、舎弟の浮田忠家が城主となりました。

  • 神崎梅園

    神崎町の遊楽山と呼ばれる丘にあり、神前(かむさき)神社南に隣接します。地元町内会が昭和40年代の頃から梅林を管理してきました。約150本の梅林の開花時には、梅まつりが行われ、多くの花見客でにぎわいます。結実期には「梅ちぎり」の行事が行われ、青梅の即売もあります。

東区周辺マップ

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