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岡山市中区のエリア情報

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岡山市中区ってどんな街?

岡山市中区は岡山市の中央部に位置する、市内で一番小さい区です。人口約15万人の区域で中央に「操山(みさおやま)」があり、北部に「龍ノ口山」、西部には北区・南区との境界になる、三大河川の一つ「旭川」が流れており、東部には、東区との境界になっている「百間川」が流れ、河川敷には公園が整備され、また、南部は児島湾と干拓地が広がる平野部となっており、交通の大動脈となっている岡山バイパスが近いのも特徴です。日々都市化が進行しており、市街地に近いながらも自然の多い区となっています。鉄道はJR山陽本線、岡山電気軌道東山本線が走り、南部の岡山港からは小豆島へのフェリーも出ています。JR山陽本線が通る東岡山・高島地区には多くの住宅が建ち並ぶ、住宅街となっています。

岡山市中区の生活環境

岡山市中区は、岡山市の4区の中でも、人口密度が最も高い地域です。都心部と連たんする水と緑豊かな住宅地となっており、中区の中心地にある操山公園里山センターは、市民の自然活動の拠点となっています。また、旭川や百間川、操山、龍ノ口山に代表される豊かな水や緑を身近に感じながら、都心部から連続した市街地が広がり利便性の高い暮らしを楽しむことのできる住みやすい街となっています。

岡山市中区の歴史

中区の区域には縄文時代後期から室町時代にかけての複合遺跡である百間川遺跡や操山古墳群が存在し、古代より人々が居住していたことが窺えます。 奈良時代には賞田地区に備前国の国府が置かれていたとされ、賞田廃寺跡や幡多廃寺跡があります。江戸時代になると門田地区・東山地区は城下町の一角となり、旭川の洪水から城下を守るため、百間川が開削されました。他にも倉安川の開削、沖新田など干拓による新田開発を行い、現在でもこれらの土木遺産が残されています。明治時代に入ると、東西の幹線である山陽鉄道や軽便鉄道である西大寺鉄道、三蟠鉄道等の鉄道網が整備され、大正時代には東山地区まで路面電車が延伸され、高等学校が設置されるなど文教地区としても発展しました。しかし、昭和の岡山空襲で門田・東山地区を中心に攻撃を受けた際、大勢の市民が犠牲となりました。戦後は国道が建設され、沿線に商店が発達し、住宅街へと姿を変えていき、2009年には、政令指定都市移行に伴って岡山市中区となりました。

岡山市中区のスポット

比較的豊かな自然環境を保つ「岡山市中区」。古墳やお寺などの史跡が数多くあり、森林浴や散策ができる名所等も多く点在しています。

  • 操山公園里山センター

    操山に残る豊かな自然とのふれあえる 人と自然が調和してきた里山のくらしに親しみ、学べる施設。 操山に関わる情報・書物・展示物をはじめ、会議室・ふれあいスペース・多目的ホールなどを完備されており、また、屋外には芝生広場・炭焼小屋・里山農園があります。

  • 夢二郷土美術館

    その繊細な描写が日本のロートレックとも称される、「大正ロマン」の立役者で、岡山出身の画家、詩人、デザイナーとして活躍したマルチアーティストの先駆者、竹久夢二。その随一の所蔵作品を誇る美術館です。2007年のミシュランガイドでも一ツ星にランクされ、掲載されています。

  • 曹源寺

    臨済宗妙心寺派の禅寺。街中で美しい紅葉が見られる場所として有名です。臨済宗妙心寺派の禅寺、池泉回遊式の庭園、岡山藩主池田家の菩提寺でもあります。

  • 旭川さくら道

    岡山市内を流れる旭川の東岸約1kmに渡り、植樹から半世紀以上後楽園に花を添える「桜」が咲き乱れる市街地の定番お花見スポットです。夜間は桜並木がライトアップされ、幻想的な夜桜見物を楽しめます。お花見時には、岡山さくらカーニバル等も開催されています。

中区周辺マップ

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